「虚々実々新聞」がnexttextというサイトのすべての始まりである。私がとある通信会社に就職し、最初の勤務地である和歌山支店に着任したのが1996年。そこで過ごした2年間(と、その次の職場での少しの間)に起こったあれやこれやをネタにして、アメリカの新聞記事を意識した(つもり)で書いていた。しかし転勤してから業務が過酷になり結局第13号で終了。
これを読んでいると、なんとも”青い”文章に気恥ずかしくなるが、何よりも「なんか古き良き牧歌的なサラリーマン生活」みたいな感じがして懐かしい。20年以上前の話なのでネタ自体も懐かしい。
しかしこれらの文章、もともとは会社メールでW歌山支店で働く同僚や先輩、上司の皆さんに送っていたんだから、よくそんなことやってる新入社員を許してくれたものである。なんと懐の深いW歌山支店!!
最初に書いたように文章は青いですが、第5号、第6号あたりから筆の滑りが良くなってきていて20代の一青年の一種の成長記録としても読めます(嘘)。
- 第1号 (1996/8/8) [社会] F形氏、大失態!! 進退問題に発展か? / [特集]スクープ!! M島主査の秘密・・・
- 第2号 (1996/8/24) [社会] F形氏またもや失態か? / [経済] ニュービジネス ~ブルカラショップ出現
- 第3号 (1996/9/17) [社会] 「カトちゃんヒゲ」事件 / [社会] 連続エンスト事件
- 第4号 (1996/11/9) [社会] 不正出張疑惑・腐敗したW歌山支店の内情
- 第5号 (1997/1/15) [社会] 「カトちゃんヒゲ」事件その後
- 第6号 (1997/2/23) [社会] 炎を呼ぶ営業マン
- 第7号 (1997/3/13) [特集] 緊急速報: O塚部長、虚々実々新聞に激怒 (1)
- 第8号 (1997/3/16) [特集] 緊急速報: O塚部長、虚々実々新聞に激怒 (2)
- 第9号 (1997/7/12) [社会] W歌山支店営業部女性新入社員、セクハラ事件で提訴へ
- 第10号 (1997/8/4) [文化] 遊園地評論の現在 ~F形氏、遊園地を語る
- 第11号 (1997/8/16) [国際経済] 考える葦の考える脚 ~ストッキング進化論
- 第12号 (1998/8/23) [社会] F形氏の大いなる遺産
- 第13号 (1998/11/14) [社会] 文明の衝突 ~憎しみの皿ウドン